JR西日本の飯田稔督広島支社長は、新しい広島駅ビルが開業したことしを振り返り、来年は広島の都心部と共にさらなるプロモーションを進める考えを示しました。

飯田稔督支社長
「3月にミナモアが開業して、8月には路面電車の2階に乗り入れるということで画期的な事柄になったのではないかと思います」

飯田支社長は、今年は関西万博や好調なインバウンドに加え、広島駅ビルの開業によって、乗客数は山陽新幹線を中心に好調に推移。広島が新たなステージに入ったという認識を示しました。

ただ、アンケートなどの結果、「広島は熱しやすく冷めやすい傾向があるので危機感を持っている」ということです。

飯田支社長は、来年、広島市や広島電鉄、紙屋町・八丁堀の団体と共同でキャンペーンなどを展開。広島駅から都心部にかけて周遊する取り組みを進めたいとしています。具体的な計画は3月に発表される見通しです。