WBC 日本代表 栗林良吏 投手(広島カープ)
1年目の開幕前、「守護神で行くよ」って、ソフトバンク戦のロッカーのところに呼ばれて言われたことが、一番印象的なシーンなのかなと思いますし。その後のプロ初セーブのときの写真撮影だとか、本当にこの2年間、自分がこうやってプロ野球選手として今の自分の確立された位置をもらえたのは、佐々岡さんがクローザーにしてくれたおかげですし、本当に自分のプロ野球人生においての最初の1歩目を踏み出してくれたのは佐々岡さんなので、本当にいい思い出はいっぱいあります。

RCC野球解説者 佐々岡真司 さん(広島カープ 前監督)
ぼくが監督になって、栗林を抑えにとすごく考えながらやった。(1年目の)ブルペンを見たときに「これは、もう抑えだ」と決めた。本当に抑えをやってくれて、ぼくの監督人生の中でも本当によかったし。WBCが終わったら、やっぱり本職であるカープでしっかりと日本一、優勝を目指していってもらいたい。

― ことしから立場が変わる両者ですが、佐々岡さんが期待することは、愛弟子が自分の数字を超えることです。

佐々岡 さん
今、68セーブ? 目標は、まずは100セーブというところを今シーズン上げればね。優勝するためにはそれ以上と思っているし。本当のことしの目標は?

栗林 投手
1年目・2年目は試合数にこだわっていたんですけど、ことしは、やっぱり抑えをやる以上はセーブ数にこだわりたいなと思ったので。37セーブ、自己最多を超えて、球団記録が 永川勝浩 さんの38セーブなので、そこに並んで、超えるようにしたいと思って…。38セーブを超えることができれば、佐々岡さんの106セーブに並びますし…

佐々岡 さん
早く超えて…

栗林 投手
はい。いい記録がいっぱいついてくるので、38セーブを目指してがんばりたい。

佐々岡 さん
孝行息子だったなと。これからもがんばってほしいと思います。がんばって。

(「イマナマ!」カーチカチ!テレビ 2月20日放送より)