佐藤勇希 記者
「こちらに実ったナシは本来、ナシ狩り用のものですが、台風に備えてスタッフの方が販売用に収穫を始めています」
ナシは、収穫前に落ちると割れてしまって、廃棄せざるを得なくなります。
一方で、食べごろになるまで時間がかかり、まだ収穫できない品種もあるといいます。
収穫できないナシは支柱と枝をロープで結んで固定するなど対策を取ります。
平田観光農園 ナシ担当 八木原勇士 さん
「春からしっかり作業してきて、やっとここまで大きくなってくれたので、台風を乗り越えて消費者に届いてもらえればなと願っております」
平田観光農園 平田真一 社長
「農業は最初に経費がかかって、これから収穫ってタイミングで台風でダメージ受けることが多いので、それはやっぱり心配ですね」
平田社長は「強風で果物が傷まないように対策をして、台風通過後に来援客を迎えたい」と話していました。