本堂 准教授は、同じ空間に空気を滞留させないため、定期的ではなく、常に換気をすることが重要だといいます。


ポイントとして部屋の窓を2つ空けるなど、空気の流れを作ることを挙げます。扇風機などを使って、空気を外に押し出すような工夫を加えれば、より効果が得られるといいます。


一方、飛まつ防止のために設置しているパーティションは、空気の流れを妨げる場合があると指摘します。


本堂 毅 准教授
「空気の流れを考えずにパーティションを設置しているような場面では、ほとんど役に立たないどころか、逆効果になっている場面が多いと思います。エアロゾルの全体の量を減らすためにどうすればいいかということを考えて、空気の流れを考えていただければいいと思います」

また、タクシーや自家用車などではエアコンを外気取り込みにして、状況に応じて窓を空け、換気をしてほしいとしています。


本堂 毅 准教授
「タクシーや車の中ではマスクをしっかりしてもらうことが大事です。やっぱり室内ですので、せまいところですので、感染が起こりやすいです」