最高気温が35度以上の日は「猛暑日」と呼ばれていますが、今年はそれを上回る40度以上となる日が相次ぎました。これを受け、気象庁は最高気温が40度以上の日を指す新しい名称について、検討を始めました。

気象庁によりますと、最高気温が40度以上となる地点数は年々増加していて、今年の夏(6月~8月)では、のべ30地点で最高気温40度以上を観測し、過去最多だったということです。

現在、気象庁は、▼35度以上を「猛暑日」、▼30度以上を「真夏日」などと定義して使っていますが、こうした状況を受け、「最高気温が40度以上の日」を指す言葉の新設について検討を始めたということです。

民間では、日本気象協会が「酷暑日」という言葉を使用しています。

気象庁の野村竜一長官は、きょう(17日)行われた会見で「どのような言葉が適切なのか検討していきたい」と述べています。