在日アメリカ大使館で大使に次ぐ序列2位の首席公使が、石垣市の中山市長を訪問し、県内各地で行われている日米共同の軍事訓練は「極めて重要だ」との認識を示しました。

10月24日午前、石垣市役所を訪れたのは在日アメリカ大使館のレイモンド・グリーン首席公使です。

日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」の視察のため石垣市を訪れたグリーン氏は中山市長と面談し、「周辺地域の安全保障環境は厳しさを増している」としたうえで、訓練の意義を強調しました。

在日米国大使館 レイモンド・グリーン首席公使
「日米安保条約や尖閣の防衛含めて強固なものなんですけど、それを実現するために共同演習は極めて重要」

また「地元のリーダーの支援と理解が極めて重要」とし、今後も石垣市との連携を強める考えを示しました。
これに対し中山市長は今回の訓練について「住民の生活に影響がないよう事前説明もあり感謝している」などと述べました。

グリーン首席公使はこのあと陸上自衛隊石垣駐屯地を訪れ、日米共同訓練を視察したということです。