未来の幼児教育について考える講演会が8日、与那原町で開かれました。
与那原町にある沖縄女子短期大学で開催されたのは、これからの幼児教育の在り方や指導者に求められる資質などについて考える「未来の幼児教育講演会」で、県内の教育関係者らが参加しました。
文部科学省初等中等教育局 藤岡謙一幼児教育課長
「生まれたその瞬間から学びは始まっています」

講演会では文部科学省の藤岡謙一幼児教育課長が、幼児の発達段階などに合わせた教育プログラムを開発する専門職「幼児教育コーディネーター」の必要性などについて説明したほか、保育園や幼稚園での学びを小学校につなげられるよう「地域で幼児教育について考えることが必要だ」と述べました。

このほか岐阜女子大学の久世均教授、沖縄女子短期大学の名渡山よし乃専任講師が、それぞれの地域の現状などについて講演し、参加者らは幼児教育のあり方について学びを深めていました。
