夏の全国高校野球、沖縄県勢初の連覇に挑んだ沖縄尚学は大会6日目となった8月10日、横浜高校と対戦しました。優勝候補同士ともいわれた1回戦屈指の好カードで先発を任されたのは、去年の優勝投手、末吉良丞。3年間の思いを込めた、特別なマウンドでした。
甲子園優勝投手に訪れた試練
末吉良丞:
「最初は投げられるか分からなかった。人生を長い目で見た時に、壁をしっかり乗り越えることができたのかな、という一年でした」
昨夏以降、調子が上がらず、自分の投球を見失った時期もあった末吉。今年春のセンバツ甲子園のあとには靭帯を痛め、1か月ノースローという期間もありました。
それでも、逆境にめげず、できることにひたむきに取り組んだエースの姿は、チーム全体を成長させました。
沖縄尚学 比嘉公也監督:
「(末吉は)淡々とやるべきことに努める、という感じだった。プロという高い目標を持っていると思うので、今から自分で考えて計画的に行うことは、今から意識してやる、そんな生徒だと思います」
「泣いても笑っても(高校)最後なので、自分の力を信じて、まずは勝てるピッチングをしてほしい」
全国選りすぐりの集団を倒すことに価値があるー。そう自らを鼓舞した末吉。横浜のエース織田は「世代ナンバーワンの投手だと思う」と相手をリスペクトしながら、勝利を信じて、決戦のマウンドに上がりました。








