実業団時代の比嘉正樹さん(1996年)

3年で初めての出走、力走も2位

「初めての箱根駅伝は、嬉しさと緊張が半々でした。私が走った9区は、戸塚から鶴見まで。沖縄に縁を持つ人も多い場所(沖縄県人会がある地域)だったので、沿道からたくさん名前を呼んでもらい、力になりました」

初めての箱根駅伝は、区間5位の力走。チームも総合2位に入りますが、あと一歩、優勝を逃します。

そして翌年、大学4年、最後の箱根駅伝。

前回と同じ9区を任された比嘉さんは、トップで受けたたすきを守り、先頭でアンカーへ繋げました。チームは悲願の初優勝を飾ります。

「4年の時は、練習から “優勝しかない” という雰囲気。8区までチームメートがトップでたすきを運んでくれたので、その流れに乗って走ることができました」

「大学に入ったときから、優勝はずっと目標にしていた。(前年に)あと一歩で負けて、夢に見るほどの悔しさだったので、勝てたことがすごく嬉しかったです」