太平洋戦争中、宮古島沖で沈没した旧日本海軍の船の調査に向け、水中探検家らが潜水調査を行うと発表しました。
水中探検家の伊左治佳孝さんらは、旧日本海軍の敷設艇「燕」が宮古島沖で撃沈された1945年3月1日にあわせ、来月1日から潜水調査を行います。
艦長ら70人余りが戦死したとされる「燕」。今回の調査は、高齢のため自ら潜って探すことができなくなった艦長の息子の強い願いを受けて実施されるということです。
水中探検家 伊左治佳孝さん
「ご遺族がご存命で、かつ、どうにかこれを見つけたいという思いを強くお持ちだというのは、第二次世界大戦の船としては、もう少なくなっているし、もう時間の猶予もないと思うので」
これまでに水深およそ45メートルと25メートルの2か所で人工物の反応が確認されていて今回は船体の特定を目指します。
太平洋戦争ではおよそ3000隻の艦船が沈没し、およそ30万柱の遺骨が海底に眠っていますが、国は、技術的な制約などから原則として遺骨の収容を行っていません。
伊左治さんらは、今回の民間調査で現状を記録し、国の遺骨収集事業につなげる足がかりにしたいと、来月8日まで、クラウドファンディングで、調査費用の支援を呼びかけています。








