■ミラノ・コルティナオリンピック™ スピードスケート女子1500m(日本時間21日、ミラノ・スピードスケートスタジアム)

スピードスケート女子1500mが行われ、同種目世界記録保持者の髙木美帆(31、TOKIOインカラミ)が、まさかの6位。過去平昌五輪(18年)、北京五輪(22年)と2大会連続でいずれも銀メダル。得意距離で悲願の金メダルを目指したが、終盤の失速で表彰台入りも叶わなかった。また、佐藤綾乃(29、ANA)は22位、堀川桃香(22、富士急行)は26位。金メダルはオランダのA.レイプマ デ ヨング(30)が獲得した。

今大会、1000mと500m、そしてパシュートで銅メダルと3つのメダルとなり、日本勢、冬季オリンピック通算最多を更新する10個目のメダルを手にした髙木。

今季W杯4戦では髙木が1勝、ライバルのオランダ・J.ブーネが3勝となっていたが、ブーネは国内選考で代表権を逃がした。それでもこの1500mでは、今大会500m金メダル、1000m銀メダルと、ともに髙木を上回ったオランダ・F.コック(25)が登場。さらに女子団体パシュートで日本を破ったオランダメンバーのM.フルーネバウト(27)とA.レイプマ デ ヨングの2人も出場。超えなければいけない世界最強・オランダの壁に挑んだ。

1組目に登場したコックは単独走となった。ストレートでは選手を追えず、ラスト1周で口が開いて苦しい表情を見せたが、1分54秒79をマーク。しかし、髙木の前の組、レイプマ デ ヨングが1分54秒09で暫定トップに立った。

最終15組、今大会6レース目の髙木はN.ズドラーハロバー(29、チェコ)と同走。佐藤、堀川の祈るようにレースを見守った。好スタートを切ると、300mは24秒96と攻めの滑りを見せた。700mも52秒93、この1周は27秒97と好タイム。今大会6レース目とは思えないスタミナを見せて、1100mを1分22秒60、この1周も29秒67とトップの記録を上回った。ラスト1周、ここまで攻めた滑りを見せた髙木だったが、残り200mで足が止まり、スケートが前に出ずに失速。最後の最後でスタミナがもたなかった。それでも諦めず攻めの滑りを見せた髙木は、1分54秒865で6位となった。

レース後は、ヨハンコーチと抱き合うと涙を流し、声援を送ってくれたスタンドのファンにも涙を流しながら笑顔を見せ、最後はリンクに深々とお辞儀をした。

6組に出場した堀川は1分59秒33で26位。3大会連続出場の佐藤は最後の1周で32秒台とタイムが落ちてしまい1分58秒36で22位に終わった。

【女子1500m結果】
金)A.レイプマ デ ヨング(オランダ)1分54秒09
銀)R.ビクルンド(ノルウェー)1分54秒15
銅)V.マルテ(カナダ)1分54秒40
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6位 髙木美帆  1分54秒865
22位 佐藤綾乃 1分58秒36
26位 堀川桃香 1分59秒33