通称「ADB-BUTINACA」、「バツペン」と呼ばれる麻薬を営利目的で他人に有償で譲り渡した麻薬取締法違反の疑いで、警察は、福岡市博多区の無職、東江雄飛容疑者(21歳)を再逮捕したと発表した。

東江容疑者は“笑気麻酔”と称する違法薬物「エトミデート」を密売する目的で貯蔵した罪でも、先月起訴されている。

警察によると東江容疑者は今年5月17日、沖縄市胡屋のコンビニ駐車場で、液体に混入された通称「ADB-BUTINACA」、「バツペン」とも呼ばれる麻薬を相当量、有償で他人に譲り渡した疑い。

麻薬「ADB-BUTINACA」を含むリキッド製品

警察は東江容疑者の認否を明らかにしておらず、現在麻薬を売買した金額や入手経路を調べている。

厚生労働省によると「ADB-BUTINACA」は、2023年に麻薬に指定された化学物質。