天皇皇后両陛下の長女・愛子さまがきょう(1日)、24歳の誕生日を迎えられました。愛子さまにとって、初めての公務に多数のぞまれた1年となりました。

誕生日にあたりきょう新たに公開されたのは、11月に初の海外公式訪問に向けて、東京外国語大学・菊池陽子教授からラオス語のレクチャーを受けられた時の写真です。教授に続いて読むレッスンの際、その発音の難しさに思わず苦笑いされることもあったといいます。

■初めてづくしの1年

愛子さまは23歳の1年、多くの行事で“デビュー”を果たされました。

1月には、歌を詠む宮中行事「歌会始の儀」に初出席。大学時代の友人といつか再会することを楽しみに、それぞれの夢に向かって励んでいきたいとする気持ちを歌に込められました。

2月には、佳子さまとともに、新浜鴨場で初めて外交団の接遇行事に出席。

3月には、ブラジル大統領夫妻を招いた宮中晩さん会にのぞまれました。自身初の晩さん会出席に向け、ポルトガル語の挨拶などを練習されたといいます。当日は、大統領夫妻や隣に座った政治家らと笑顔で交流されました。

また「戦後80年」の節目にあたり、両陛下とともに、6月に沖縄、9月に長崎、10月に東京都慰霊堂を訪問。それぞれの地で深く拝礼し、側近によると、「苦難と努力の歴史、平和の尊さを次の世代に語り継ぎ、平和を守っていこうとする取り組みに心からの敬意を持った」といいます。

11月には、自身初の海外公務となるラオス公式訪問にのぞまれました。現地の民族衣装を着て国家主席を表敬訪問したほか、さまざまな民間施設を訪ね、地元の人たちと笑顔で交流を重ねられました。

晩さん会ではスピーチにのぞみ「両国の架け橋となって」などと話したうえ、現地語で乾杯の発声もされました。

このほか、▼北極域研究船「みらいII」の命名・進水式(3月)、▼世界災害救急医学会の開会式(5月)、▼大阪・関西万博視察(5月)、▼防災推進国民大会(9月)、▼デフリンピック観戦(11月)など、さまざまな公務にのぞまれた1年でした。

■最近の私生活と新たな家族

私生活では、職員とのバレーボールやテニス、バドミントンなどで汗を流すほか、週末には皇居内の厩舎にいる馬や警察犬と触れ合われているということです。

また、ご一家で大切に育てていた飼い猫「みー」と昨夏に死別し、一緒に暮らす猫「セブン」が淋しい思いをしているのではないかとの思いから、今年8月に保護猫を迎えられたことも新たに分かりました。生後4か月半の三毛猫(メス)で、ご一家で相談して「美海(みみ)」と名付けて可愛がっているということです。

■日赤での勤務

勤務する日本赤十字社では青少年・ボランティア課に在籍し、ボランティア活動に関する情報誌の編集や、研修会・会議の運営などの業務を担当されています。5月の「全国赤十字大会」では、皇族としてではなく運営スタッフのひとりとして従事されました。

愛子さまは同月、公務で石川県の被災地域を訪問し、現地のボランティア活動などを視察していますが、関係者によると、帰京翌日も休まず日赤に勤務したということで、公私にわたって精力的に職務にのぞまれました。

社会人2年目を迎えた感想について記者から問われると、「1年目と変わらず、同じように日々新しい発見もありつつ、新しい体験もしながら、充実した毎日を送ることができております」と笑顔で話されました。

■新たに迎える24歳の1年

今後は、年末年始に皇居で行われる恒例行事に加え、2月上旬には、令和に入って3例目の国賓としてUAE大統領の来日や、それにともなう宮中晩さん会も調整されています。

愛子さまは、24歳の1年も多くの行事にのぞみ、皇室の一員として様々な経験を積まれます。