ゾウの飼育方法は大きく分けて3つ。こどもの国で採用していた直接飼育と対極にあるのが「間接飼育」です。間接飼育は、ゾウと飼育員が直接触れ合わず距離を保って飼育する方法で、トラやライオンなどの猛獣の飼育と同じもの。ゾウの場合は鼻が届かない範囲から世話をすることになります。沖縄こどもの国でも、事故の後、一時的にこの方法を取り入れています。

ゾウの飼育方法は大きく分けて3つある

3番目の飼育方法が「準間接飼育」です。

これは、柵などの遮蔽物越しにゾウと触れ合ってケアを行う、直接飼育と間接飼育の中間的な飼育方法で、飼育員の安全を確保しながらゾウに接触してケアを行う方法として、国内でも徐々に広がっています。