【後半】
後半も、一進一退の手に汗握る攻防。興南はキャプテン・知念が得点を挙げ、リズムを作りますが、沖縄水産も3ポイントで応戦する展開。

両校、スタンドからの大応援を受けて迎えた最終、第4クォーターも激しく点を奪い合い、気持ちのぶつかり合いとなります。

残り1分を切った最終局面。興南高校はオルワペルミが試合を決定づけるダンクシュート。

試合残り1分でダンクを決めたオルワペルミ(興南)

大熱戦で最後まで集中を切らさなかった興南がライバルを下し、8年ぶりのウインターカップ出場を決めました。

▼興南・知念主将
「3度目の正直ということで、最後の最後に、今まで勝てなかった沖縄水産さんに勝ててとても嬉しいです」

「ウインターカップではベスト8に入って、沖縄のプレーってこんなに面白いんだと、全国の皆さんに思ってもらえるように頑張ります」

▼沖縄水産・高吉主将
「悔しさが一番ですし寂しさも…」「3年間支えてくれてありがとうということと、嘉陽先生にも3年間指導していただいてありがとうと伝えたいですし、やっぱり感謝を一番したいです」

女子決勝は、3連覇を目指す石川高校が圧巻の強さを発揮。セネガル出身のインサイド、ボリー・アイダ・ラソウルが30得点を挙げるなど、小禄を相手に54点差をつけ、全国大会出場を決めました。

このほか、ジュニアウインターカップ出場をかけたU15バスケットボール選手権では、「G-Style」と「Beasty Club」のクラブチーム同士の対戦となった女子決勝で、「G-Style」が68-45と圧倒して優勝。

男子は、琉球ゴールデンキングスU-15が北谷中を破り、大会6連覇です。