
かつて沖縄では、旧暦8月8日から11日(地域によっては8月の十五夜まで)は「ヨ―カビー」といわれ、火の玉や悪霊・マジムンと出会うことが多い時期と考えられていました。琉球王国時代の首里城では、城内に結界を張り、役人が寝ずの番でマジムンが侵入しないように見張っていたというほどです。
国家行事だった「ヨ―カビー」。しまし今では魔除けの「ゲーン」をさす屋敷はほとんどみられなくなっています。
忘れられたマジムン文化を復活させたい… その願いは、果たして地域に受け入れられるのか? 初開催の「マジムン大行進」にのぞむ人たちは並々ならぬ意気込みです。

浦添市から参加 長濱明美さん
「風を吹かす『カジフカチャー』です」