商店街の人たちの厄を払うマジムン(妖怪)

「スニン万人ヌ厄払ェサビラ! 」「商売繁盛! 」

国内外の人でにぎわう那覇のマチグヮーを闊歩した沖縄の妖怪、マジムン。「マジムン大行進」と題した初開催のイベントで、沖縄の伝統的な魔除けを売り歩きながら、無病息災・商売繁盛を願いました。琉球王国時代の国家行事を、現代風にアレンジした企画です。

企画したのは、琉球歴史家の賀数仁然さん。旧暦8月の厄除け行事に由来しています。

琉球歴史家・賀数仁然さん
「これ(魔除け)をさすと結界ができまして、マジムンが入れないと。マジムンがこれを売るっておかしくないか! みたいな話になるんですけど、これは現代風でして…」「無病息災や招福を願って、こういうのをやっていたんです」