2026年秋の完成に向けて工事が進められる首里城正殿の再建現場で、正殿と南殿・北殿をつなぐ廊下の施工が始まっています。
屋根瓦が葺かれ外壁塗装も完了した首里城正殿の再建現場では、今月3日から最終工程のひとつである廊下の骨組み造り、「建て方工事」がスタートしました。
「両廊下」は正殿と南殿・北殿とをつなぐもので、かつては役人の詰所や正殿に入るための取次所としての機能がありましたが、令和の再建では正殿に入るための入り口として使用されます。
古写真などから得た新たな知見によって、北殿につながる「西之廊下」は約3倍長くなるということです。

▼清水建設・奥村耕治 工場長
「4年間というのは一瞬でしたけど、あと残り1年切りました」「着実に工事を進めて完成を迎えられたらと思っています」
正殿完成の最終工程の一つである「両廊下」の施工は、2026年2月中旬以降に瓦ぶきなどが行われ、来年秋の完成を予定しています。








