
今後も上場をきっかけに知名度をあげ、勝ち筋が見えた海外市場に積極的に攻めていくと意欲をみせます。さらにここ数年で急拡大しているのがグッズ販売です。昨年度グッズの販売総額は30億円と、2年前の10億円から2年間で3倍に拡大。今年度は60億円以上の販売が見込まれています。
▼オリオンビール マーケティング本部 新谷俊作さん
「海に行って、ご飯を食べにいって、沖縄で楽しんでいる感がその写真だけだと伝わらないけど、オリオンのTシャツを着ていると、より伝わる要素はあったのかな。SNSで皆さんが投稿していただいたことで、自然発生的に盛り上がっていったことは大きいと思います」
他社とのコラボレーション商品も販売するなど、新たな商品開発にも力を入れます。
▼オリオンビール マーケティング本部 新谷俊作さん
「上場を通して多くの方に知っていただける部分もあると思うので、県内の方はもちろん、県外の方にもより楽しんでいただけるように進めていきたいなと思っています」
村野社長は、創業当初からの思いをつなぎ新たな市場、新たな分野への挑戦を続けていくと意気込みます。
▼オリオンビール 村野一社長
「オリオンビールは挑戦の歴史。元々ビールを造ったこともないところで造り始めて、海外なんか売ったことないところで最初台湾に売って、先鞭をつけていましたよね。そのチャレンジング精神は我々のDNAだと思うので。沖縄から変化を起こす、成長していくところによりコミットして一緒にやっていきたいと思います」
上場を機に世界に打って出るオリオンビール。成長の加速につながるのか、期待が高まります。