アナンティアがヴィーガンレザーの開発とともに力を入れているのが、仕入れ先のお茶農家の支援だ。来年のお茶摘みに向けての雑草取りに汗を流した。

お茶の産地・国頭村奥では、農家の高齢化が進んでいる。そのため、日々の手入れの助っ人を買って出ている。

支援を受け笑顔を見せるお茶農家


▼お茶産農家 崎原秀俊さん
「足も痛いしね。この年になると大変ですよ」「とてもとても嬉しく思ってますよ。なんせ、もうみんなお年寄りだからね」

革新的技術で未利用資源を新素材に作り変えるアナンティアの取り組みは、SDGsの目標にもつながっている。

アナンティア 伊江玲美代表

▼アナンティア 伊江玲美代表
「将来的に製造を、沖縄のみならず東南アジアに持っていき」
「サステナビリティ産業にパラダイムシフトしていくなかで、“素材を提供していく南アジア” になっていきたいと思っているので。『Designed in 沖縄、Produced in south asia』みたいな感じで、将来性を引っ張っていきたい」

沖縄生まれのヴィーガンレザー。環境に負荷をかけない次世代の新素材として、ファッションやインテリア、建築など、様々な分野での応用が期待されている。