厚生労働省は、県内で営業していた産婦人科医院の元院長で、詐欺と強制わいせつの罪で有罪判決が確定した男性の医師免許を取り消すと発表しました。



医師免許が取り消されるのは沖縄市にあった産婦人科「あいレディースクリニック」元院長の56歳の男性です。

あいレディースクリニックの元院長は2018年、自然分娩で出産した妊婦の診療報酬明細書に、帝王切開の手術をしたと虚偽の内容を記載し、診療報酬82万円あまりをだまし取るなど5件の詐欺行為が厚労省に認定されました。

このほか2020年に院内で女性にわいせつな行為をしたとして詐欺と強制わいせつの罪で、おととし、懲役3年・執行猶予4年の有罪判決を受けています。

厚労省によりますと元院長の医師免許は来月2日に取り消されます。