8日深夜に起きた青森県東方沖を震源とする地震でNTT青森八戸ビル(八戸市柏崎四丁目7-2)に設置された鉄塔の一部に損傷がみられ、倒壊のおそれがあるため。48世帯に避難指示が発表されています。市によりますと、対象世帯には個別訪問済みです。また道路交通の安全を確保するために八戸市の国道45号、類家一丁目交差点から郵便局前交差点間が通行止めとなっています。

(11日午前8時15分更新)
NTT東日本によりますと、NTT青森八戸ビル(高さ30メートル)の屋上に設置された鉄塔は1970年製で高さ60メートル。NTTは地震発生後の9日にドローンなどで状況を確認。鉄塔を支える4本の柱のうち1本に破断が見られたほか、複数のボルトが落下していたことが分かった。鉄塔は無線通信などのために設置されている。9月に行われた定期点検では問題が確認されていなかった。

(午前8時半更新)
鉄塔から落下したと見られるボルトはビルの屋上のほか、敷地内で発見されています。ビルにはNTT東日本と関連会社が入っていますが、職員は別の場所で勤務しているということです。NTTは復旧作業にあたっていますが、修復のめどはたっていないということです。














