▽運転していた男性
「普段車を停めているのは草むらなどではなく、玄関の目の前、舗装した場所なので、まさかハブと遭遇するとは思わずヒヤっとしました」
県のHPによると、ハブの毒はヒトの筋肉や血管を破壊する猛毒。咬傷被害は年々減少しているが、近年でも年間60件ほどの被害があり、1か月ほど入院する重症例も年間に数件報告されるという。

暑さがやわらぐ10月、11月にはハブの活動が特に活発になるため注意が必要だ。
ハブの専門家は…
ハブの生態に詳しい沖縄県衛生環境研究所の寺田考紀主任研究員は、今回の映像について「極めて珍しい」と話した。
▽県衛生環境研究所 寺田考紀主任研究員
「夜間に車に乗り込んでいた可能性があります。(映像が撮影された当時は)雨で日差しがなかったことも、車外まで姿を見せたひとつの要因かもしれません。ハブは晴れている日は出てきにくいので」
そのうえで、もし同様の状況に出くわした場合は、「絶対に車からは出ず、
ハブと遭遇したら…
ハブはジャンプすることができない。自分の体長の3分の2までが攻撃できる範囲なので、十分に離れれば攻撃されることはない。県のHPでは、ハブと遭遇したら1.5メートル以上距離を置くようにすすめている。