本島中北部の東海岸を通る沖縄バスの路線が短縮・減便されたことを受けて始まった臨時バスについて、県は4月以降も継続する方針を固め、現在無料としている運賃や、運行本数などを検討することにしています。

名護市と那覇市を結ぶ県内最長の路線だった沖縄バスの77番は、運転手不足などを理由に先月19日から名護バスターミナルとうるま市の屋慶名バスターミナルを結ぶ区間に短縮され、減便されました。

この区間の最終便がおよそ2時間早まり部活動に参加する高校生などに影響が出ているため、県は応急措置として夜間の臨時バスを3月19日までの間、無料で運行しています。

こうしたなか今月7日、県と関係市町村が臨時バスの運行について話し合う会議を開き、4月以降も継続し夜間の移動手段を確保することを確認しました。

県によりますと今後、臨時バスの本数や運賃を徴収するかなどを検討し、次回の会議で4月以降の具体的な運行方法について決めたいとしています。