米軍は23日、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施しました。訓練は県や地元自治体からの反対の声をよそに常態化し、年間の実施回数は過去最多となっています。

23日午後5時すぎから行われたパラシュート降下訓練では合わせて14人の兵士がパラシュートで基地内に降り立ちました。
その後も午後9時すぎまでの間に2回飛行しそれぞれおよそ20人が訓練を行いました。
嘉手納基地での訓練実施は今年入って6回目で、1年間の実施回数としてはSACO合意後最多となっています。

パラシュート降下訓練の嘉手納基地での実施は「例外」とされていますが、米軍は今年に入り、滑走路の状態が悪く使用できないとする伊江島補助飛行場でも訓練を行っていて、説明に矛盾が生じています。