▽那覇の星保育園 玉城伸悟主任
「室内気温と水分補給、散歩に出られるときなどは糖分の摂取を小まめにすることを配慮していますね」「室内だからと言って熱中症にならないわけではないので、そこも気を付けているところですね」
「(環境省が)特別な場合以外は運動を中止してと出ているので/きょうは(散歩を)中止して園の前で遊ばせようと思う」
特に気をつかうのは、外での活動です。これまで週に数回はお散歩や公園での運動などを行っていましたが、梅雨が明けてからは、外出できないケースが多くなっています。

この日も園の前でシャボン玉遊びに切り替えました。楽しそうにはしゃぐ子どもたちですが、話を聞くと…
ー本当はどっちで遊びたい?
園児 「お散歩、お散歩」
ー最近いつお散歩に行った?
園児 「最近は行っていない、暑いから」
▽那覇の星保育園 新城菜緒さん
「合間をみて10分~15分は外に出られるようにしているけれど、(日陰でも)見えないところで暑さは感じていると思う。子どもたちは暑さを実感しにくい部分があるので、そこは保育者が気をつけながらみている」
大人に比べて地面との距離が近いため、照り返しなどの影響を受けやすく、体感気温が大人より高くなる子どもたち。
自身の不調をうまく言葉にできず、重症化してしまうケースもあるため、園では外での活動のかわりに室内の運動を増やすなど柔軟な対応が求められるといいます。
▽那覇の星保育園 玉城伸悟主任
「保育の質は担保しながら、環境が変化すればそれに対応していく保育を心掛ける保育施設を目指している」
しばらく暑さが続くことが予想されるなか、子どもの健康を守るための対策が続きます。(島袋剛)