ことしの沖縄の観光客数は、コロナ禍前の2019年を上回り過去最高となる見通しです。

これは沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が30日に発表したもので、ことしの沖縄の観光客数は1087万5600人となり、これまで最も多かった2019年を上回る見込みです。

国内・海外の内訳を見ると、国内客は794万2400人で過去最高に、海外は293万3200人で過去最高の2019年と同じ水準となる見込みです。

国内・海外ともに繰り返し沖縄を訪れるリピーターが過去最高を更新する大きな要因となっており、海外客の大部分を占める台湾と韓国からの観光客はおよそ3割がリピーターだということです。

沖縄観光コンベンションビューローの担当者は「円安の追い風もあるものの、沖縄の自然や文化など豊富なコンテンツが観光需要を支えている」と分析しています。