沖縄県の教育委員会は23日、県内の学校に勤務する教職員2人を戒告の懲戒処分とし、同日公表しました。戒告処分となったのは、体罰を行った本島南部の中学校教諭(56)と、システム業者の社員に電話で暴言を浴びせカスタマー・ハラスメントを行った、同じく本島南部地区の小学校教諭(50)です。
このうち中学校教諭は、今年5月12日の授業中、タブレットで漫画を読んでいた生徒3人を怒鳴りつけて別室に移動させた後、叱責しました。さらに生徒2人の胸ぐらをつかみ、1人に対しては腹部を叩く体罰行為を行ったということです。この教諭は昨年度にも体罰行為で市町村の教育委員会から厳重注意を受けていました。