女子校生が壇上に立つと決めた理由

小橋川仁菜乃さん、球陽高校の1年生です。

球陽高校1年 小橋川仁菜乃さん
「国民に適切な情報公開と説明、住民との対話を経て実行するべきです。住民同士の間でも十分な対話ができず、それぞれの正義が対立していると感じます」

高校生ならではの、こんな言葉も…

球陽高校1年 小橋川仁菜乃さん
「正直、この集会のスピーチを考えている時、休日に何でこんなことに時間を割かないといけないんだ、もっと友達と遊びたいと思ったりもしました。それでもここにいる理由は、自由と権利を守りたいという気持ちがあるからです」

集会には主催者発表で1200人あまりの市民らが参加。「白紙撤回しない姿勢を取り続けるならば、県民の政治不信は取り返しのつかない事態になる」として木原防衛大臣などに対して計画の断念を求める決議文が採択されました。

また、これまでに5580人分の署名が集まっていて、決議文と合わせて来週にも防衛省に提出される予定です。

うるま市石川在住の女性(70代)
「きょうの皆さんの発表、大変感動しました。安全とか人の命を大事にしないといけない」

神奈川から参加した男性(20代)
「保守革新超えて反対するというのは、すごく住民自治の可能性を感じました」

住民たちの熱が大きなうねりとなって会場を包んだ市民集会。保革を超えて計画を拒む地元に対して国はどのような答えを出すのでしょうか。