中学卒業後に島を離れる「15の春」を迎える

青春を過ごした学び舎で、先週土曜日に行われた阿嘉小中学校の卒業式。


島からのあたたかいお祝いの言葉が送られる中、式の終盤に挨拶にたった空良さん。島で陸上に打ち込んだ9年間の思いがこみ上げました。

金城空良さん
「一番近くでずっと支えてくれたお父さんお母さん、依良(弟)、今までありがとうございました。スポーツがなんでもできて焼肉に連れて行ってくれるお父さん。家族4人で過ごした阿嘉島での9年間はとても幸せでした。これから島を出て一人暮らしになるけど、恩返しが出来るように頑張るので、これからもよろしくお願いします」

溢れる涙を抑えることはできませんでした。

金城空良さん
「地域の人に支えられてきたんだなって…。色々な人に感謝の思いを伝えられたのと、貴重な後輩の涙が見られた大事な宝物になったかなと思います」
Q空良さんの涙も?
「それは少し嫌だけど(笑)まぁ、みんなで泣いたのもいい思い出かなと思います」

島から、大きな夢を追いかけて―。空良さんは、新たな1歩を踏み出していきます。