空飛ぶクルマ

空飛ぶクルマの有人飛行 国内初成功

2月17日、空飛ぶクルマが国内で初めてとなる屋外で、人を乗せた有人飛行に成功しました。空飛ぶクルマは大阪・関西万博での実装を目指す次世代の乗り物です。大分市は地域活性化を目的に導入を検討していて、別府湾が広がる田ノ浦ビーチで有人での試験飛行を実施。2人の乗組員が搭乗した車は上空30メートルまで上昇し、上空や海上をゆっくりと周遊して約3分半の飛行に成功。実用化に向けて大きく前進しました。

国東市長選挙

2月19日、国東市長選挙は投票と開票が行われ、テレビ局元アナウンサーの松井督治氏が6376票、河野盛次氏が5790票、坂本隆之氏が3374票を獲得。松井氏が三つ巴を制し、初当選を果たしました。

日田市長選挙

7月9日、任期満了に伴う日田市長選挙の開票が行われ、新人で元大分大学副学長の椋野美智子氏が1万5983票、現職の原田啓介氏が8746票、新人で元市議会議員の佐藤功氏が5019票を獲得。椋野氏が三つ巴の選挙戦を大差で制し、初当選を果たしました。

畑英次郎氏

大物政治家この世を去る

8月4日、大分県日田市出身の元衆議院議員で農水大臣や通産大臣を歴任した畑英次郎氏が死去しました。94歳でした。畑英次郎氏は日田市出身で、1968年に日田市長を3期11年務めたあと、衆議院旧大分1区にくら替え出馬し初当選。自民党時代の1993年、宮沢内閣への不信任決議案に賛成して離党し、参加した新生党では細川内閣で農林水産大臣、羽田内閣で通商産業大臣を歴任しました。その後、新進党、太陽党、民主党を経て2000年に政界を引退しました。

ホーバークラフト1番船「Baien」

ホーバークラフトが大分市の港に到着、14年ぶり

8月25日、年度内の就航を目指すホーバークラフトが大分市の港に到着。14年ぶりに大分空港に向けて航行しました。大分の海に戻ってきたホーバークラフトは全長およそ26メートル、定員は80人で、大分市と大分空港の間を最短およそ30分で結ぶ計画です。

湯布院駐屯地は来年度中に「地対艦ミサイル連隊」を新設へ

9月、防衛省が陸上自衛隊湯布院駐屯地に長距離ミサイルの運用を想定した「地対艦ミサイル連隊」の新設を予定していることがわかりました。防衛省によりますと、陸上自衛隊湯布院駐屯地の「地対艦ミサイル連隊」は290人規模で、反撃能力を担う長距離ミサイルを搭載した12式地対艦誘導弾の運用を想定しています。来年度当初予算の概算要求に関連費用として39億円を盛り込み、再来年3月末までの部隊新設を予定しているということです。

別府で反戦デモ

イスラエルとハマス衝突

10月、イスラエルとハマスの戦闘が激化。ガザ地区の死者数は2か月間で1万7000人を超えています。こうした中、イスラム教の宗教団体である別府ムスリム教会は11月17日に反戦デモを実施し、およそ100人が参加しました。参加者はプラカードを掲げながら幹線道路をデモ行進し、シュプレヒコールでガザ地区への攻撃中止と即時停戦を訴えました。

日米共同訓練

日米共同訓練

10月14日、日米共同訓練が始まりました。初めて県内で1年間に2度実施され、訓練の拡大を懸念する声も。ローカルネット大分・日出生台の浦田龍次事務局長は「色々な危険が及ぶことになるのではないか暮らしの安心が壊されていくのではないか」と不安の声をあげました。

中津市長選挙

10月29日、任期満了に伴う中津市長選挙が行われ、現職の奥塚正典氏が1万7817票、新人の川内清己氏が5597票で、奥塚氏が1万2220票の差をつけて3期目の当選を果しました。選挙戦で奥塚氏は2期8年の実績をアピールするとともに、安心・元気・未来づくりを3本柱に災害に強い街づくりや雇用の創出・経済の活性化などを訴えてきました。

F2戦闘機 大分空港

自衛隊統合演習

11月13日、全国各地で行われている自衛隊の統合演習の一環で、大分空港に福岡県にある航空自衛隊築城基地所属のF2戦闘機4機による訓練が行われました。初めて民間の空港や港が使用され、訓練は築城基地が他国の攻撃を受けて使用できなくなった場合を想定で行われました。

見物に来た人からは「めずらしい。世界を見てもし万が一の時に来てくれるのは助かるのかなと」「国を守るためには訓練は仕方ないと思う」などの声が聞かれました。

津久見市長選挙

12月3日、任期満了に伴い、現職と新人あわせて3人が立候補した津久見市長選挙は新人で元アナウンサーの石川正史氏が4081票を獲得し、前副市長の飯沼克行氏にわずか51票差で初当選しました。