28日夕方、JR日豊本線の大分県日出町にある駅構内で、特急列車と線路上を走行していた車が衝突する事故がありました。この影響で列車の運行に遅れや運休が発生しています。
JR九州によりますと、11月28日午後6時26分ごろ、JR日豊本線の暘谷駅付近の佐尾踏切で、大分駅を午後6時12分に出発し、博多駅に午後8時28分に到着予定だった上りの特急「ソニック52号」(7両編成)が、車と衝突しました。
警察によりますと、車は踏切内に誤って侵入して線路上を走行し、車を運転していた男性が病院に運ばれました。詳しい容態はわかっていませんが、命に別状はないということです。
事故当時、列車には約250人の乗客が乗車していましたが、けが人はいませんでした。
現在、JR日豊本線は上下線ともに日出駅から亀川駅の間で運転を見合わせています。また、下りのソニック49号、ソニック53号、ソニック55号、上りのソニック54号、ソニック56号、ソニック58号が運休となっています。
JR九州は運転再開について、28日中を見込んでいます。
警察は実況見分を進めるとともに、車を運転していた男性や列車の運転士から話を聞くなど事故の原因を調べています。














