「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が起訴されました。

 起訴状によりますと、立花孝志被告は去年12月、自身が立候補した選挙の街頭演説で、元兵庫県議の竹内英明さんに対し、「警察の取調べを受けているのは多分間違いない」などと発言。今年1月、竹内さんが死亡した翌日には「どうも明日逮捕される予定だった」などと嘘の情報を投稿するなどして、名誉を毀損した罪に問われています。

 今年6月に刑事告訴していた竹内元県議の妻は、立花被告の起訴を受けてコメントしました。

 「名誉毀損の件が起訴となったと報告を受けました。夫に代わり訴えを起こしたことで、再び個人への誹謗中傷、名誉毀損が激しさを増しています。そればかりか、遺族の私や子供たちに対しての危害がおよびかねない状況になっていることに心を痛めている。なぜこのようなことがいつまでも繰り返され続けるのか。名誉棄損、それが死者に対してまでもなされることが、非道な人間にもとる行いであるか。」

 「このようなことが、起訴された立花氏だけでなく、その影響を受けた方々によっても、2度と行われることがないよう、司法の場において検証され、その責任が正しく問われることを強く求めます。」