全国で1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は、前の週からおよそ1.4倍に増え、39の都道府県で「警報レベル」の基準を超えました。

厚生労働省によりますと、今月23日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり「51.12人」でした。前の週のおよそ1.4倍で、14週連続で増加しています。

「警報レベル」の基準である「30人」を超えているのは39の都道府県で、最も多いのは宮城県の「89.42人」、次いで福島県の「86.71人」でした。

また、インフルエンザの影響により、全国の8817の学校などで休校や学級閉鎖となっていて、こちらも前の週と比べておよそ1.4倍に増えています。