夏の甲子園を目指す高校野球県大会は10日が大会3日目。白熱した投手戦となった第1試合は、雨の影響で、夏の大会で初めての継続試合となりました。

第1試合は5年ぶり夏の1勝を目指す大分東と、2年ぶりの初戦突破を目指す大分高専の試合となりました。

試合は1回表。ヒット2本とフォアボールで大分東が1アウト満塁のチャンスを作ると5番孔井が押し出しのフォアボールを選び、1点を先制します。その後は大分高専、中武、大分東、孔井。両先発の投げ合いが続き、両チームノーエラーの引き締まった展開で1対0のまま試合は終盤を迎えます。

すると7回表大分東の攻撃中、1アウトランナーなし。バッターは6番安部、カウント2ストライクの場面で雨脚が急に強くなり試合は中断に。

結局グランドコンディション回復の目途がたたないことから、この日の試合は打ち切られ、11日、雨で中断した場面から試合が再開される継続試合となりました。去年の春から県高野連で採用された継続試合が夏の大会で適用されるのは初めてです。

11日は午前10時40分から大分高専と大分東の試合が再開され、第2試合は杵築と三重総合、第3試合は柳ヶ浦と宇佐の試合が予定されています。