関あじ・関さばで知られる大分県佐賀関で、いま漁師たちを悩ませている“厄介者”。いっそのこと食べてしまおう──そんな発想から地域の新たな名物として売り出す取り組みが本格化しています。
「年々ひどくなっている」
大分市佐賀関にある県漁業協同組合の荷さばき場では、漁師が水揚げした魚の買い取りが行われています。これからの時期は、関さばやブリが旬を迎えますが、漁の妨げになっている“厄介者”がいます。その正体とは「サメ」です。

漁師:
「釣り上げた魚をとるんよ。きょうもやられて、道具がバラバラや。いらない存在よ。年々ひどくなって、アイツがいるばっかりで漁ができない」






















