マーチングバンドの演奏に合わせ、フラッグ(旗)を振り回しながら団体で演技する“カラーガード”

長崎県内には、小中学生による“カラーガード”のチームが1つだけあります。
チーム名は『プティパルフェ』
コロナ禍のため、これまで大会にはビデオでしか参加できませんでしたが、今月、結成5年目にして初めて“リアル開催”の大会に臨みました。
その舞台は、全国大会出場をかけた“九州大会”です。

「カラーガードが大好き!」メンバーは小2から中3までの8人

音楽に合わせて色とりどりのフラッグを操る”カラーガード”
マーチングの演出としてだけではなく、最近は単体のチームも増えています。

『プティパルフェ』は、長崎県内で唯一の小中学生チームです。
メンバーは小学2年生から中学3年生までの8人。

練習拠点の諫早市だけでなく、大村市や長崎市からも参加しています。

記者:「カラーガードは好きですか?」
メンバー:「大好きです(笑)」

記者:「プティパルフェはどんなチームですか?」
キャプテン・西山 陽菜子さん(小6):
「みんな仲良くて、楽しく活動しているチームです」

記者:「大会での目標は?」
西山さん:「全国大会に行けるように、九州大会で頑張って、みんなで(会場の)群馬県に行きたいです」

チーム結成は2018年。
指導するのは、カラーガード歴10年以上の溝田 純さんです。

溝田 純さん(指導中の声):
「ディズニーランドのお姉さんみたいな。そうそうそう」

大会に挑戦できるようになった頃に新型コロナの感染が拡大したため、これまでは“ビデオ審査”の経験しかありません。

今回の九州大会は、チームとして初めて臨む”リアル”での大舞台です。

溝田さん(メンバーに向かって)
「コロナ禍じゃなくなってきて、思い切ってマスクを外して演技ができる境目にいるわけじゃん、みんな。“集まって演技できるんだ”というのを表現して欲しい」