
高校生:「やば」「現実や」
アドミン山口知宏代表取締役:
「田舎だろうが都会だろうがメタバースに行ってしまえば一緒の空間。そこで買い物をしたり、契約したり、仕事したり、交流したり…」
“雑談”が次のビジネスを生み 社員同士のサポートに繋がる

一見、レトロなゲームに見える画面はメタバース上にあるオフィスです。

アドミンの従業員は アバターを介してここに“出社”し、プログラミングやウェブデザインといった“仕事”をしています。

ここではアバター同士が近づくと、お互いの顔が見え、そのまま会話ができます。


社員:「子どもは何時に迎えにいくと?」
社員:「4時すぎです」

アドミン山口知宏代表取締役:
「“雑談”が促されるのというのがメタバースの強みだと思っています。
その“雑談”によって 今こういったところがわからないとか、後輩とか仲間のフォローにも貢献できますし。『新しいアイディア』『仕事のヒント』もそうですし、仕事の手助けというところも促される」

決められた時間だけつながるリモート会議と違い、他のメンバーの状況を視覚的に捉えやすいという利点も。

PR事業部 広報課 前田瑞穂 課長:
「今誰があそこにいるとかいうのがわかるので、そのタイミングを見計らって、普通に社内いるのと同じようにお話しできたりする」

PR事業部 Webソリューション課 中村昇平 課長:
「社内を移動すれば廊下とかで話している声が聞こえてきたりとか、あまり対面(リアル)と変わりはないかなという印象を受けます」
次の挑戦は“山の中でスマート農業”


働く場所の革命を起こした、山口さんの次なる挑戦は、山の中。
ビッグNスタジアム44個分の広さ、およそ110万平方メートルの土地を購入し、ここにメタバースを始めとする最新の技術を駆使した、リアルの町をつくり『新たな産業』を生み出す拠点にしようと計画しています。

この日は現地を平田 研 長崎県副知事が視察に訪れました。