12日の定例会見で今後の市政運営の方針を示した鈴木長崎市長。
初めてとなる予算編成も行い、鈴木市政が本格的に動き出します。
会見の中で鈴木長崎市長は、これまで市が検討を進めてきた『2つの事業』について “再検討” や “見送り” を表明し、市民に波紋が拡がっています。

施政方針として──
止まらない人口減少、経済成長の伸び悩みなど深刻な「ピンチ」に「100年に一度のまちの変革期」という「チャンス」を活かして克服する──と掲げた鈴木市長。
特に『経済再生』『少子化対策』『新市役所創造』に重点的に取り組むとしました。

鈴木史朗 長崎市長:
「経済再生・少子化対策、これは、人口減少対策として、車の両輪として捉え、強力に推し進める必要があると考えております」

この3つの重点分野についてはプロジェクトチームを設置し、高い専門性を持った『政策顧問』を外部から起用して進めるとしています。

一方で、これまで長崎市が検討を進めてきた『2つの事業』について “再検討” や “見送り” を表明しました。