今月(12月)1日、岡山県倉敷市真備町尾崎の住宅で98歳の女性と、次女の77歳の女性が死亡しているのが見つかりました。警察では次女が母親を殺害したあと、自ら命を絶った無理心中とみて捜査しています。

岡山県警によりますと、今月(12月)1日午後0時半ごろ、倉敷市真備町尾崎の女性(98)が利用する予定だったデイサービスの施設職員から、「迎えに行ったが出てこない」と警察に連絡があり、警察官が訪ねたところ、午後2時35分ごろ、女性が居間のベッドの上で、また女性の次女(77)が浴室内で死亡しているのが見つかりました。

発見時、女性(98)には目立った外傷はなかったものの、司法解剖の結果、死因は他殺で、何かで鼻と口を塞がれたことによる窒息と判明、一方、次女の首などには外傷があり、浴室内で刃物が発見されたことなどから、警察では次女が母親を殺害したあと、自殺した無理心中の可能性が高いとみて捜査しています。

女性と次女は親子2人暮らしで、次女が母親の介護をしていたということです。