東京都はきょう(4日)、都内の季節性インフルエンザの感染者数が、今シーズンで初めて減少に転じたと発表しました。ただし、感染者数は依然として「警報」レベルを上回っており、引き続き感染対策が必要です。
東京都によりますと、先月30日までの1週間に報告された1医療機関あたりの季節性インフルエンザの感染者数は「35.76」人で、前の週の「51.69」人から大きく減少しました。
今年9月の今シーズンの計測開始以来、感染者数が減少したのは初めてになります。
ただし、都の担当者によりますと、感染者数の減少には、祝日で医療機関が休みになったことも影響している可能性があるということで、依然として、感染者数は4週連続で「警報」レベルを上回っていることから、都は、引き続き、こまめな手洗いや消毒、換気のほか、マスク着用などの感染対策を行うよう呼びかけています。
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