守りではなく「攻める」
「桑原鍛冶工房」三代目桑原和久社長:
「目の輝きが凄い。わ!できるんだ。凄いっていう感動を与えたいですね」
桑原社長が考える、伝統を後世に受け継ぐために必要なこととは。桑原鍛冶工房三代目桑原和久社長「守るんじゃなくて、攻めないといけないですよ。行動に移して。世界にはばたいていけばいいと思いますよ。桑原鍛冶工房が」
【住】手入れをしながら大事に使えば、30年~50年もつそうです。桑原社長の目は、国内だけでなく海外に向けられているんですね?

【平】桑原社長は、2017年には「長崎庖丁軍艦島」というネーミングでアメリカやスイス、スウェーデン、ドバイにおよそ100本の蚊焼庖丁を輸出しました。
【住】何故、名前に「軍艦島」が入っているんですか?
【平】蚊焼庖丁には、軍艦島の石炭が使われていたからです。桑原鍛冶工房では、今月13日と23日にアメリカからの旅行客4人を招いた工房見学や体験も予定されているということです。