■ 部活動は 和太鼓同好会
放課後、週に一度のお楽しみ。
大輝くん「失礼します。遅れてすみませんでした」

高校生になって、僕は、和太鼓同好会に入りました。
(太鼓の撥を渡される大輝くん)
大輝くん「はい、ありがとうございます」
ディレクター「どうして太鼓部を選んだんですか?」
大輝くん「ボッチャよりも太鼓の方がいいかな。リズム感覚があるんで。自分でいうのもおかしいですけどね、リズム感覚、まあリズムを奏でる方が好きだったので。ボッチャはどうしても自分は投げられないので。どうしても限度があるなぁって思って」
※ボッチャ…欧州生まれの障がい者スポーツ
部員「今から和太鼓同好会を始めます。礼」
一同「お願いします」
伊藤 友廣 先生「いきます!いっち、にー、そぉーれ!」

(右手で太鼓を叩く大輝くん)
右手が疲れたら左手に持ち替えます。

大輝くん「もう1年ぐらい経ちますけど、だいぶ慣れました。たまーに間違えますけどね」
ディレクター「手はきつくない?」
大輝くん「慣れたら全然なんともないです」
ディレクター「骨折の怖さはないですか?」
大輝くん「まったくもうないです」