安易な打ち上げ花火的な応援をやるのであるならば税金の無駄遣い
国などの人口関連施策やアドバイザーを務める専門家からは厳しい意見が聞かれました。
(ニッセイ基礎研究所 天野 馨南子さん)
「安易な打ち上げ花火的な応援をやるのであるならば、税金の無駄遣いだと思いますのでやめていただきたい。社会的にコンシェルジュを配置されるにしても、アンバサダーを選ばれるにしても、地に足のついたこれからのカップルを応援するような人材配置・人材選定になってるのかということをしっかり見ていただかないといけないかなというふうに思う」
(川野武文アナウンサー)
だいちゃんは「結婚支援コンシェルジュ」と「結婚応援アンバサダー」については、どう考えますか?

(だいちゃん)
「結婚支援コンシェルジュ」に関しては、自治体が間に入る一番のメリットを考えた時に、個人的には「安心感」と思っています。せっかくSNSの時代なので、人気のマッチングアプリサービスとか、婚活サービスなどと自治体が連携して広げてくれると、利用してみようかなという方が増えるのではないでしょうか。
(加藤沙知アナウンサー)
大変、厳しい意見もありましたが・・・
(垣内沙耶記者)
ニッセイ基礎研究所人口動態シニアリサーチャーの天野 馨南子さんは「大学卒業後の20代前半の転出が宮崎では非常に多い」として、「雇用問題をセットにして向きあい、まずは地元に残る若者を増やすことが第一」と指摘しています。
