今年も残すところ1か月余り、宮崎市のデパートでは、お歳暮ギフトセンターが開設されました。
物価高騰の中、迎えたお歳暮商戦。贈り物1つ当たりの単価が上昇する中、店では、商品の魅力発信に力を入れています。
宮崎山形屋にきょうから開設されたお歳暮ギフトセンター。
「宮崎牛」や「めろめろメロン」など県内の特産品をはじめとする、およそ650点の商品が販売されています。
売り場には、初日からさっそく多くの買い物客が訪れ、にぎわいを見せていました。
(買い物客)
「ちりめんとかお正月用にハム類とか、お酒が好きな人にはビールを贈ったりします」
「日向夏を贈ろうかねって。以前にも贈って『珍しい』と言っていたから、久しぶりに贈ろうかなと思った」
物価高騰の中迎えたお歳暮商戦。
宮崎山形屋では、贈り物1つあたりの平均単価は、去年より50円ほど高い3700円になると見込んでいます。
店では、これまで以上に接客対応の質を向上させることで商品の魅力をPRし、前年並みの売り上げを目指したいとしています。
(従業員)
「お客様に分かりやすいようにしています」
(客)
「これは個数の違い?大きさの違い?」
(従業員)
「個数の違いですね。こちらが1.3キロで、あちらが2.2キロ」
(宮崎山形屋食品バイヤー 狩野克己さん)
「ぜひここに来て、いろんな物を選んでもらって自分なりの贈り物の場面というものを考えながら、贈ってもらえたらと思う」
宮崎山形屋のお歳暮ギフトセンターは、12月30日までとなっています。