宮崎市議会議員の西本 誠 被告が逮捕・起訴されたことを受け、市議会は議員報酬の条例改正案を可決しました。
「スーパークレイジー君」として知られる宮崎市議会議員の西本 誠 被告は、知人女性に性的暴行を加えたなどとして、今年9月、逮捕・起訴されました。
これまでの条例では、議員が逮捕された場合でも毎月58万円余りの議員報酬が満額支給されることになっていて、宮崎市議会はそのあり方を検討する特別委員会を設置し議論を重ねてきました。
そして、27日に開会した12月市議会の本会議では、新たな規定などを盛り込んだ条例改正案が全会一致で可決されました。
今回の改正条例は議員が逮捕などされた日から拘束を解かれる日まで報酬の支給を停止し、期末手当については逮捕などの期間に応じて日割り計算するもので、不起訴や無罪判決が確定した場合、停止期間分の報酬を支給するとしています。
27日の本会議では、このほか、小中学校のトイレを和式から洋式に改修する追加予算も盛り込んだおよそ41億8000万円の一般会計補正予算案などが提出されました。