全国高校サッカー選手権の宮崎県大会は、28日に決勝が行われます。
全国への切符を掴むのは日章学園か宮崎日大か。
決勝戦を前に両チームの戦力を見ていきます。
正確なパスで相手を翻弄する技術 日章学園
2年連続の選手権出場を目指す日章学園。
準決勝では、宮崎第一相手に4得点するなど、その実力を発揮し決勝進出を決めました。
正確なパスで相手を翻弄する技術に加え、今年は特に体作りに力を入れてきたという日章学園。
圧倒的なフィジカル FW・田上遼馬 U-17W杯代表 FW・高岡伶颯
注目選手は2人。
まずは、フォワードの田上遼馬選手。
圧倒的なフィジカルと強気なプレーでチームに流れを引き寄せます。
(日章学園 田上遼馬選手・FW)
「勝利という結果を、来てくださった人に届けられるように頑張る。自分がチームを勝たせます」
そして、もうひとりが、17歳以下日本代表に選出された高岡伶颯選手。
誰よりも走り、誰よりも声を出してチームを鼓舞します。
(日章学園 高岡伶颯選手・FW)
「決勝戦では、個人としても魅力あるプレーをたくさん出して、それだけにこだわらず貪欲に点を決めて、チーム全員で勝てるように頑張りたい」
丁寧なパス回しで相手に主導権を握らせない 宮崎日大
対するのは、今年の県高校総体を制した宮崎日大。
148人という県内最多の部員数を誇り、丁寧なパス回しで相手に主導権を握らせないサッカーが特徴です。
準決勝の鵬翔戦では、延長戦までもつれ込む接戦を制し、決勝進出を決めました。
高い得点力 MF・大塚虎太郎 J1横浜FC内定 DF・松下衣舞希
宮崎日大のエースナンバーを背負うのが、大塚虎太郎選手。
チームメイトが繋いだボールをゴールへ決める高い得点力が武器です。
(宮崎日大 大塚虎太郎選手・MF)
「10番でエースといわれているので、点を取るのが仕事なので、次は自分が決めてチームを勝たせたい。自分が決めるので見ていてください」
もう1人の注目が、J1横浜FCへの入団が決まっている松下衣舞希選手。
ディフェンダーながら、持ち前のスピードをいかして積極的に攻撃に参加します。
(宮崎日大 松下衣舞希選手・DF)
「今年の選手権、宮崎日大は総体も取っているので、いろんな目で見られると思うが、それをプラスアルファに考えて、優勝して2冠を取りたい」
連覇を目指す日章学園か、夏冬2冠を目指す宮崎日大か。
全国への切符をかけた戦いは、28日、キックオフです。
決勝は、ユニリーバスタジアム新富で28日午後0時5分時キックオフです。MRTでは、決勝の模様をテレビやTVerなどで生中継します。
※MRTテレビ「Check!」10月27日(金)放送分から










