宮崎県串間市出身で、千葉ロッテやオリックスで監督を務めた西村徳文氏が、プロ野球独立リーグ「九州アジアリーグ」所属、宮崎サンシャインズのゼネラルマネージャーに就任することが決まり、30日、記者会見が開かれました。

(西村新GM、帽子を被り)「やります!」

宮崎サンシャインズのGMに11月1日に就任するのは、串間市出身の西村徳文氏(65歳)です。

西村氏は、福島高校から社会人野球を経てロッテオリオンズに入団。
4年連続盗塁王や首位打者獲得などの実績を誇り、引退後はロッテやオリックスでコーチや監督を務めました。

宮崎サンシャインズは、リーグ参入後3年連続で勝率1割台で、リーグ最下位と成績が低迷していました。

西村氏の代名詞といえば、2010年にロッテの監督として成し遂げたリーグ3位からの日本一という「史上最大の下剋上」。
西村新GMのもと、来シーズン以降、リーグ最下位からの下剋上を狙います。

(宮崎サンシャインズ 西村徳文 新GM)
「宮崎のことを思うと、このチームを何とかしないといけないという思いがありました。みんながそういう(下剋上の)気持ちを持つことによって、そこに近づいていける。最終的には九州でチャンピオンにならなければいけない」

西村新GMは、今後、宮崎に拠点を移し、現場とフロントの橋渡し役として、球団の運営から選手の育成まで多岐にわたってチームの強化に携わるということです。