プロ野球の若手選手たちが参加した暴力団排除に関する講習会が宮崎市で開かれました。
(中野光樹記者)
「若手選手が次々と会場に入ってきました。これから暴力団排除を目的にした講習会が始まります」
この講習会は、選手たちが反社会勢力と関係を持たないように毎年実施されているものです。
23日は「みやざきフェニックス・リーグ」に出場している若手選手らおよそ270人が参加。
日本プロ野球選手会の森 忠仁事務局長が「オフシーズンは気が緩むことがある」と呼びかけたうえで、次のように話しました。
(日本プロ野球選手会 森 忠仁事務局長)
「野球の技術以外でユニフォームを脱がなくて済むということにもなりますので、ぜひ、しっかり、きょうはこの講習会を聞いていただければと思います」
講習会では、暴力団がプロ野球選手に近づいてきた過去の例が具体的に紹介されました。
(日本野球機構 井原 敦 事務局長)
「いい人であるというような形で近づいてきて、だんだんと選手を逃げられないようなふうに取り込んでくるという事例を紹介しながら、選手に説明して、気をつけてもらうというところを注意を喚起しました」
講習会に参加した選手らが出場しているみやざきフェニックスリーグは、今月30日まで県内10球場で開かれています。