鹿児島国体、15日に行われた弓道成年女子の遠的で宮崎県チームが見事初優勝を果たしました。
16日に行われた柔道競技とあわせて、MRTテレビ「Check!」スポーツ担当・菊地由希子リポーターの現地取材です。

柔道女子

(菊地由希子リポーター)
「鹿児島国体も残り2日となりました。柔道女子が上位進出を狙います」

5人で戦う柔道・女子の団体戦。宮崎の初戦の相手は、岩手です。

宮崎は先鋒・宮崎日大の福永葉子が優勢勝ち。次鋒・高野綺海も合わせ技で勝利します。

中堅戦は引き分けとなり、迎えた副将戦。

宮崎の岩永里穂は積極的に技を仕掛けます。
そして、残り30秒、小外刈りで一本。

副将戦も制し、宮崎は、3対0で1回戦を突破します。

2回戦は、長野との対戦。

先鋒・福永の相手は今年のインターハイで敗れた因縁の相手です。
福永は思うように技を仕掛けることができません。

結局、長野が優勢勝ちし、宮崎は先鋒戦を落とします。

その後、宮崎は、大将の能智亜衣美が意地を見せ、優勢勝ちを収めたものの、1対3で敗れ、準々決勝進出は逃しました。

(大将 能智亜衣美選手)
「宮崎から国体出たのがまず初めてで、単純に楽しかった。あとは後輩たちとチームが組めることがなかなかないので、その機会を与えてくれて嬉しい。」

弓道成年女子

一方、15日に行われた弓道成年女子、遠的の決勝トーナメント。

勢いにのる宮崎は決勝まで勝ち進み、埼玉と対戦しました。

試合は、最後まで集中力を絶やさなかった宮崎が60対47で見事、初優勝を果たしました。

(野中 梢 選手)
「鹿児島出身として行きたいと思っていた国体に来れて、そして何か足跡を残せたらいいなと思っていたのが優勝だったので、皆さんからお祝いの言葉をもらえてすごく嬉しかった」

(全員)「優勝したぞ!やったー!」

そのほかの主な結果

カヌー競技の少年女子カヤックフォアで宮崎商業が準優勝。

陸上競技の成年女子5000メートルでセンコーの下田平 渚選手が3位入賞です。

鹿児島国体は、17日が最終日となります。